PETボトルを再びPETボトルへ コカ・コーラボトラーズジャパンとウエルシアHDが実証プロジェクト

店頭回収したペットボトル(PET)を新たなPET原料としてリサイクルする「ボトルtoボトル」のリサイクルモデルを共同で構築する――。

この目的に向けて、コカ・コーラ ボトラーズジャパンとウエルシアホールディングスはPETリサイクルに関する実証プロジェクトを23日から開始した。

ウエルシアHDがPETの店頭回収と分別、コカ・コーラボトラーズジャパンは分別されたPETの収集から再原料化まで一連のリサイクル工程の設計・監修を担当する。

具体的には、

①ウエルシアHDが展開するドラッグストア「ウエルシア」の栃木県小山市内8店舗の店頭にリサイクルボックスを設置
②リサイクラーの協栄産業が回収されたPETボトルを収集
③専用工場(ジャパンテック宇都宮工場など協栄産業グループの工場)で粉砕・洗浄などの工程を経てPET原料として再原料化

――のステップで進められる。

コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、使用済みPETの回収・再資源化に関するこれまでの同社知見を生かして、今回のリサイクル工程を設計し監修する。

3か月間の実施期間を経て、回収量、質、コストなどの検証を行う。対象地域・店舗を拡大した本格展開の開始は21年3月を予定している。

コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、コカ・コーラシステムが目指す「容器の2030年ビジョン」で、すべてのPET製品へのリサイクルPET樹脂などのサステナブル素材の使用、販売した自社製品と同等量のPETボトルの回収、パートナーとの協働による着実な容器回収・リサイクルスキームの構築などに取り組んでいる。

一方、ウエルシアHDは近年、バイオマス原料を配合したレジ袋の有料化など石油由来プラスチックの使用量削減をはじめとしたESGへの取り組みを拡大・強化している。