レトルト食品生産量、19年も過去最高を更新 カレー、丼の素、調味ソースが牽引

日本缶詰びん詰レトルト協会がまとめた、19年(1-12月)のレトルト食品生産量は38万3千200t(5千701万4千箱)、前年比1%増となり、3年連続で過去最高となった(統計表は2面)。品目別では総生産量の4割を占める「カレー」「食肉野菜混合煮」「料理用調味ソース」が過去最高を更新し、全体を牽引した。

最大品目の「カレー」は16万3千t(1.3%増、2千161t増)。個食・簡便ニーズの高まりや、家庭内での常備食として4個入りパック製品の増加が牽引した。どんぶりの素を中心とする「食肉野菜混合煮」は2万682t(11.2%増、2千77t増)。2年連続の二ケタ増となり、生産量は2万tおよび400万箱の大台を突破した。「料理用調味ソース」は4万5千t(1.6%増、728t増)。「飯類」(おかゆ等)も1万3千t(3.4%増、459t増)と伸長した。

一方で、「マーボ豆腐の素」は7千t(18.5%減、1千603t減)。一部ブランドの海外生産シフトが影響した。「ミートソース」は2千105t(11.1%減、263t減)だが、一部データが「パスタソース」に混入している可能性もあり、合算ではほぼ前年並み。「つゆ・たれ」は4万9千713t(0.7%減、372t減)。暖冬の影響もあり5万t割れ。スープ類も1万5千t(0.7%減)で、ほぼ横ばいだった。

なお、19年1-12月の缶詰・びん詰生産量(飲料缶を除く)は28万4千470t(3.5%減)。箱数は4千万箱を割り込んだ。