日本製粉 社名を変更 来期から「ニップン」へ

日本製粉は会社名を「株式会社ニップン」に変更する。英文表記はNIPPN CORPORATION。5月25日に開かれた取締役会で、6月26日開催予定の「第196回定時株主総会」での承認を条件に変更することを決議した。

社名変更日は来年4月1日をめどとし、本年9月末日までに開催される取締役会で正式決定する。

同社は1896年に民間で初となる近代的機械式製粉会社として創立。製粉を事業基盤として展開しつつ、食品、中食、ヘルスケアなどグループ会社を含め多角化を推進してきた。

同社では「近年は食をめぐる環境変化に対応し、食品事業の比重が高まっていることから、『製粉』という特定の事業を表現した現在の会社名では当社と当社グループの実状を十分に表さなくなっている。創立以来の会社名を変更することにより、新たに名実ともに多角的総合食品企業として成長することを目指す。従来からの呼称『ニップン』を新社名に用いて、皆さまから親しみを持っていただける会社として、さらなる事業の拡大、発展を図る」としている。

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