五輪イヤー、コナモンの魅力を世界に発信 日清フーズ春の新製品

日清フーズは5日、「2020年春の新製品発表会」を都内・ABCクッキングスタジオ丸の内スタジオで開催した。今春は常温で新製品11品、リニューアル18品が登場。冷凍食品では新製品14品、リニューアル1品を投入した。

日清製粉グループ本社広報部の安達令子部長は「本年、当社グループは創業120周年を迎える一方、わが国では東京オリンピック・パラリンピックが開催される。会期中はすべての国民が生活スタイルを変えることを余儀なくされるだろう。今春はこのような時勢に合った製品を市場に投入する」とコンセプトを説明。

続いてあいさつした日清フーズ社長の小池祐司氏は「本年は当社グループで掲げる中期経営計画『NNI-120 Ⅱ』の最終年になる。

『事業構造の転換』、『価値の創造』、『海外への進行』を推し進め、厳しい市場環境をチャンスに変えていきたい。『事業構造の転換』では需要が高まっている業務用プレミックスと冷凍食品事業への転換を図る。『価値の創造』では“簡便”“本格”“健康”をテーマに高付加価値製品を展開しているが、今春は“簡便”に注力する。早ゆでのパスタも好調で、増産体制をとっている。また恒例の「青の洞窟SHIBUYA」では330万人を集客した。イベントとブランドの連携が強まり、パスタソースの出荷は前年比2けた以上の進捗となった。1人前レトルトパスタソースのシェアも過去最高を記録している。『青の洞窟』が誕生して今年で25周年になる。今後もご期待に沿えるようにしたい」。

「“海外への進行”だが、天ぷらやお好み焼きといった料理に使われる小麦粉のリーディングカンパニーとしてコナモンの魅力を世界に発信していく。KONAMON海外販売元年としていきたい。同時にABCクッキングスタジオとのプロジェクトも始動させていく」と方向性を述べた。

簡便ニーズ対応の早ゆでスパも

「マ・マー早ゆでスパゲティFineFast 2/3サイズ」(日清フーズ)
「マ・マー早ゆでスパゲティFineFast 2/3サイズ」(日清フーズ)

新製品・リニューアル品計44品の約7割が「簡便」「本格」「健康」をテーマとした製品。

多忙化により調理時間が減少し、簡便調理を望む声が高まっていることや、働き方改革や東京五輪の自宅観戦などで在宅時間が増えることなどを背景に新製品を投入した。「マ・マー早ゆでスパゲティ」は時短ニーズの高まりとともに、支持が拡大。今春からはパッケージをリニューアルし、「マ・マー早ゆでスパゲティ Fine Fast」という新名称にしたほか、小鍋調理にも対応した2/3サイズのチャック付き結束タイプをシリーズに追加。業務用食品でも「早ゆでスパゲティ プロント」から少量使い向けの500gを投入した。

冷凍食品では「超もち生パスタ」を麺の食感とソース量にこだわり全面刷新。「THE PASTA」でも新アイテム3品を加え、パスタ以外では惣菜市場で展開する「スマートテーブル」でグリルチキン2品が登場。さらに機能性表示食品として「もち麦リゾット 濃厚チーズクリーム」を発売する。

当日は、国内外164拠点を持つ国内最大の料理教室として知られるABCクッキングスタジオと共同で「KONAMONスマイルプロジェクト」を立ち上げ、内外に向け「こなもん」の魅力を発信する方針も発表された。