早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の高見澤菜穂子次席研究員は、1日開催された「紅茶の日記念ティーセミナー」で日本紅茶協会認定名誉ティーインストラクターの岡田美里氏とのトークショーに臨み、紅茶に期待できる健康効果についてこう述べた。
女子大学生107人を対象にした試験結果が根拠。朝食を抜き血糖値が低い状態でパンを食べてもらい、その際の飲料を水300㎖(54人)と紅茶300㎖(53人)の2群に分けて測定し、30分と60分で水群に比べて紅茶群で血糖値が低く出ることが確認された。
この試験結果について高見澤次席研究員は「食後30分か60分に(血糖値上昇の)ピークが来るが、ピークを抑えることが大事」と語った。

ピークがより鋭くなると脂肪細胞に糖を送る命令を出すインスリンというホルモンが膵臓から多く分泌される。このことが繰り返されると、膵臓が疲弊しインスリン分泌・効き目に支障を来して糖尿病を誘発しやすくなるという。
紅茶にはそのほか、リラックス効果やインフルエンザの感染力を奪う効果があり、日本紅茶協会はポスターなどで啓発している。

「紅茶の日記念ティーセミナー」では、飯島玄麒氏とKaren氏によるミニコンサートや日本紅茶協会認定ティーインストラクターの小桝抄公子氏による紅茶の淹れ方・楽しみ方のセミナーも行われた。
冒頭、主催者あいさつした日本紅茶協会の堺弘行会長は「今後も協会としては安全でさらにおいしくて健康という紅茶を普及させて消費の拡大に努めていく」と意気込みを語った。

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