食肉食肉加工品丸大食品「燻製屋」に新フレーバー 調理食品はタコス訴求
カナエ モノマテリアルパッケージ

丸大食品「燻製屋」に新フレーバー 調理食品はタコス訴求

 丸大食品は、主力の「燻製屋 熟成ウインナー」シリーズに、新たに夕食やおつまみ向けの新フレーバーとして「旨辛チョリソー」など3品を加える。

 食シーンを広げることで、市場全体の底上げを図る他、既存の燻製屋の中・大袋タイプは、パッケージ裏面に、熟成ウインナーのおいしさの秘密として、「うま味の余韻」を記載し、熟成ウインナーのおいしさを伝えていく。その他、新商品として、ひとくちサイズの「サラダチキンボール」や、調理食品では自宅でタコスパーティーが楽しめる商品などを発売し、「ライフスタイルの変化に対応する新しい食生活を提案」(池田知功取締役ハムソー事業部長)する。

 燻製屋の新フレーバーは、同社の調査・分析で「ハーブ味、チーズ味、チョリソー味が売れ筋3品」(奥山孝子ハムソーマーケティング部商品企画課長=写真右端)であることから、ハーブ味としての「ブラックペッパー」をはじめ「とろける濃厚チーズ」「旨辛チョリソー」の3品を発売し、既存商品と合わせて「燻製屋の視認性をさらに上げ、ウインナー市場の拡大」(同)を見据える。

 また、既存の「燻製屋 熟成ウインナー」は、特長である、うま味とコクを増加させる「72時間以上の低温熟成」による効果を、熟成前と熟成後では、「うま味の余韻」(ゆっくりと長く感じるうま味)が大きく増えている分析データを一目で分かる表で分かりやすく伝えていく。同表は中袋と大袋の裏面に掲載する。

 調理食品では、25年秋に発売したトルティーヤ生地の「おうちでトルティーヤ」に合う具材で、シリーズとして「おうちでトルティーヤ タコスミート」を新発売する。味は、メキシコ料理の本格感がありながらも辛さを抑えた配合なので、子どもも食べやすい。

 同じく時短・簡便を訴求する精肉売場向け商品「パパっとシェフ」シリーズからは、比較的安価で購入率も高い「ひき肉」を加えるだけで簡単に作れる「タコライスの素」を発売する。既存の「ガパオライスの素」など含め、ひき肉に特化した商品で精肉売場の活性化も図っていく。

関連記事

インタビュー特集

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。