「広げる」「深める」を今春のテーマに掲げるプリマハムの新商品。食シーンやターゲットの新規開拓と深堀りの両面で攻勢をかける。
とがったコンセプトのアイテムが目立つなかで、今回もひときわ注目を集めそうなのが「ギルティ」シリーズだ。昨春にメディアで相次ぎ取り上げられた「ギルティソーセージ ガーリックバターチーズ」に続いて登場したのは、「厚切りベーコン ガーリックバター」「骨なしフライドチキン ガーリックマヨネーズ」の2品。
いずれもパンチの効いた背徳感のある味わいで「たまには我慢せず好きなものを食べたい」という女性の欲求を刺激する。
「昨年に発売して、非常に話題になった。今年も引き続き背徳グルメの需要があると考えている。“ギルティ(罪ある)”と親和性の高い加工肉として、ベーコンとフライドチキンを選んだ」(マーケティング本部 岡島周一氏)。
既存品のソーセージは希望小売価格が398円とやや高めだったこともあり、がっつり味の背徳感はそのままに配合・量目を変更。3品とも298円前後で販売できるようにした。
五月女ケイ子さんのイラストを採用したSNS販促で“ギルティ”の世界観をアピール。オリジナルTシャツなどが当たるプレゼントキャンペーンや電車内広告ジャック、全国主要駅でのサイネージ広告も計画している。
全米No.1「ジョンソンヴィル」にウインナー初登場

また全米No.1ソーセージブランド「ジョンソンヴィル」には、これまでのフランクフルトタイプに加えて、日本の食卓でなじみ深いあらびきウインナーが新登場した。パリッとした食感とスパイス、メープルの香りがいつもの食卓を少し贅沢に演出する。
「約5千億円のハム・ソーセージ市場では、ウインナーが約40%と最大を占める。日本の市場を熟知したトップシェアの当社が、全米No.1のジョンソンヴィル社と共同開発した」(岡島氏)。
アメリカ風の味付けの既存品を好まないユーザーもいることから、ボリュームある肉感や本格感などブランドの世界観はそのままに、日本人の嗜好を意識したフレーバーに仕上げた。
店頭売価は598円前後を想定。「昨今は食品の値上げで単価は上がるけど、買い上げ点数が減少している小売側の事情もある。強いブランドとしてお客様が納得できるプライスラインを考え、あえて高単価に設定した。ちょっと高くてもおいしいウインナーで、ボリュームゾーンを取れると考えている」(同)。
2月には米JV社も招いた都内での新商品発表イベントを計画。同社としては初となる「ジョンソンヴィル」のTVCM放映も予定している。
このほか加工肉・惣菜など合わせ、新商品36品とリニューアル15品の計51品を発売する。
