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逆光線(コラム)「イベント離れ」でどうなる年末商戦

「イベント離れ」でどうなる年末商戦

 インテージの調査によると、今年のクリスマス商戦は過去最大の冷え込みになりそうだ。経済負担を回避する消費者の意識の強さが目立っている。その一方、減少しているとはいえ7000億円以上という商戦規模の大きさには驚かされた。

▼日本人の「イベント離れ」が進んでいる。娯楽の多様化が主な理由だ。SNSの浸透などでリアル体験の価値が薄れているのだろうか。節約志向がこれに輪をかける。この傾向は、特に若い世代で顕著なようだ。

▼今年の訪日外国人観光客は過去最多の4000万人超えに。中国人客の渡航自粛の影響は限定的で、おおむね順調に推移。ここ数年で新興国の中間層の訪日が増えた。インバウンド頼みは不確実性こそ高いが、人口減が進む我が国にとって経済効果の大きさは計り知れない。

▼食品企業から「食品メーカーに対する国民の見方が厳しい」という声を聞くようになった。消費者は価格に敏感なだけでなく、ニーズが多様化・複雑化している。必ずしも「安いから買う」というわけではない。年末年始は9連休。商戦への期待は大きい。

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