13.7 C
Tokyo
13.9 C
Osaka
2025 / 12 / 10 水曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料「鎌倉焙煎珈琲かまくらブレンド」フェアトレード・ジャパンアワード優秀賞受賞 国分首都圏 三本珈琲

「鎌倉焙煎珈琲かまくらブレンド」フェアトレード・ジャパンアワード優秀賞受賞 国分首都圏 三本珈琲

 国分首都圏・三本珈琲・鎌倉エシカルラボ・鎌倉市の4団体による「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」の取り組みが、「第2回フェアトレード・ジャパン アワード」ソーシャルムーブメント部門で優秀賞を受賞した。

 「フェアトレード・ジャパン アワード」は特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンが主催、日本国内におけるフェアトレードの推進活動において優れた功績のあった企業・団体を表彰するもの。

 国分首都圏では、三本珈琲が製造する「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」の拡販にあたり、市民団体の鎌倉エシカルラボ、鎌倉市と連携し、地域と共創したエシカル消費の推進に取り組んできた。

第2回フェアトレード・ジャパン アワード表彰式
第2回フェアトレード・ジャパン アワード表彰式

 今回の受賞は、25年3月に日本で7番目のフェアトレード認定都市となった鎌倉市において、市民・企業・行政が連携し、地域を巻き込んだ商品開発や啓発活動、緑地保全への寄付など、社会的インパクトの強いソーシャルムーブメントの取り組みが評価された。

 「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」は、鎌倉に自社工場を構える老舗ロースターの三本珈琲が製造。フェアトレード認証農園産コーヒー豆を100%使い、原料・パッケージともに環境に配慮したサステナブルな商品。

 国分首都圏では2021年5月から同シリーズの取り扱いを開始、24年8月にはシリーズ第3弾となる「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」の商品開発にあたり、三本珈琲、鎌倉エシカルラボと共創し、味・パッケージデザインについて鎌倉市民への投票を実施。地域に根付いたエシカルなフェアトレード認証商品の拡販に取り組んできた。

 同商品を通じて、社会や環境に配慮した商品への関心を高めるとともに、鎌倉市のフェアトレードタウン認定の取り組みを支援。売上の一部を鎌倉市の緑地保全基金に寄付するとともに、地球温暖化によるコーヒー豆の栽培地減少が懸念される2050年問題への対策にも貢献している。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。