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加工食品菓子カカオ豆高騰で板チョコ100円台から200円台への値上げ余儀なくされても明治「明治ミルクチョコレート」の板チョコが好調な理由

カカオ豆高騰で板チョコ100円台から200円台への値上げ余儀なくされても明治「明治ミルクチョコレート」の板チョコが好調な理由

 明治の無垢チョコレート「明治ミルクチョコレート」定番の板チョコが、カカオショックによるカカオ豆の高騰を受けて6月に実施した価格改定による消費の冷え込みを打ち返して好調を維持している。

 10月22日、取材に応じた吉田彰グローバルカカオ事業本部カカオマーケティング部部長は「6月に大幅な価格改定を実施し、100円台だった板チョコの店頭価格が200円台になったのは衝撃だったが、高カカオタイプなど他の無垢チョコほどは値上げの影響を受けていない」と語る。

 インテージSRI+によると「明治ミルクチョコレート」の販売金額は4-6月で前年同期比2桁増、価格改定後の7-9月も1桁増を記録した。

 好調要因については、スイーツなどの手作り需要の高まりを挙げる。
 「比較的安価で満足感が得られる経済的価値もあるが、手作り需要の高まりのほうが大きいと考えている。洋菓子の価格上昇も影響して製菓材料の好調が続いている」との見方を示す。

 バレンタインデーに向けた手作り需要はコロナ禍で低迷していたが、2023年から復調の兆しがあり24年にはコロナ渦前まで復活した。

 多くの小売企業では製菓材料が活況となり、これに伴い「明治ミルクチョコレート」の引き合いも一層強まっていった。
 こうした勢いを加速させるべく、25年のバレンタインデーでは、1月上旬から様々なコンテンツを用意して手作りチョコや推しチョコを提案したところ、販売状況は「物凄く良かった」という。

 この好調ぶりがホワイトデーにも波及した模様。
 「ホワイトデーに関しては、ほとんど仕掛けをしてこなかったのにもかかわらず、想定を上回る引き合いをいただいたことで店頭欠品してしまいご迷惑をおかけしてしまった」と振り返る。
 高まる需要を受けて「来年はホワイトデーまでしっかり仕掛けていきたい」と意欲をのぞかせる。

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