飲料・食品の自動販売機などを展開するサンデン・リテールシステムは、“推し活”がもっと快適で楽しくなる「推し活物販トレーラーハウス」のプロトタイプをこのほど披露した。トレーラーハウスデベロップメント社と共同開発したもので、第1弾は前橋市を舞台にしたアニメ「前橋ウイッチーズ」の世界観をフルラッピング。イベント物販最大の課題である行列の待ち時間を解消できる効果も見込めるという。
11月26~28日に東京ビッグサイトで開催の「東京トレーラーハウスショー」に展示した。今回はプロトタイプであり、具体的な製品化やサービスの開始時期は市場の反応を見ながら決定する予定。
新トレーラーハウスは、5台の物販自動販売機を搭載。高速道路の走行も可能で各地のイベント会場にも迅速にかけつける。インパクト抜群のデザインはファンのフォトスポットにもなりそうだ。

今回のプロトタイプは、同社の主要な生産拠点がある群馬県前橋市のプロモーションの一環として、バンダイナムコフィルムワークスによるアニメ「前橋ウイッチーズ」、前橋市らと連携して制作。今後に向け、同社は「様々な推し活ユーザー、イベント主催者、IP保有企業、自治体などに新たな物販ソリューションとして提案する」としている。


