14.1 C
Tokyo
15.1 C
Osaka
2025 / 12 / 11 木曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料UCCから「花のように気分で選ぶコーヒー」 ペーパーフラワーと真空パックコーヒーを組み合わせて1個100円の特別価格で限定販売

UCCから「花のように気分で選ぶコーヒー」 ペーパーフラワーと真空パックコーヒーを組み合わせて1個100円の特別価格で限定販売

 UCCグループのCOFFEE STYLE UCCは、真空パックコーヒー「CAFE@HOME(カフェアットホーム)」の体験型イベント「CAFE@HOME at Flower Shop」を開催して「花のように気分で選ぶコーヒー」をコンセプトにした「CAFE@HOME」を1個100円の特別価格にてイベント限定で発売している。

 「CAFE@HOME」の認知拡大と新規ユーザーの取り込みがイベント開催の目的。

 11月15日、代官山T-SITE(東京都渋谷区)会場の「CAFE@HOME at Flower Shop」オープン直前取材会で取材に応じたマーケティング企画部主任PR担当の土岐珠世さんは「『CAFE@HOME』の商品写真をパッと見ただけでは、どういう商品なのかが一切伝わらず、一度手に取って価値を実感していただくためのオフライン施策として実施した」と語る。

代官山T-SITE(東京都渋谷区)会場
代官山T-SITE(東京都渋谷区)会場

 イベント立案にあたって着目したのがプチギフト需要の高まり。

 「プチギフト需要が年々高まり、久しぶりに友人に会う際、1個500円程度のものだと渡しやすく、さらに、ギフトとしての付加価値をより高めるため見た目を変えたいと考えた」と振り返る。

 見た目を変える方策として辿り着いたのが花だった。
 「お花にもプチギフトや自分へのご褒美のイメージがあり『CAFE@HOME』と使用シーンが近しい」とみている。

 会場では、時間・天気・気分で選べる「CAFE@HOME」9種類と、コンセプトに寄り添った花言葉を持つペーパーフラワー5種を組み合わせた全135通りの限定商品が選べるようになっている。

花屋をイメージ。商品には割引券なども導入
花屋をイメージ。商品には割引券なども導入

 1個100円の特別価格で販売して幅広い人たちとのアプローチを狙いとしているため、1人3個までの販売個数制限を設けている。

 店舗(グランスタ東京店・横浜店・アトレ吉祥寺店)やオンラインストアへの集客につなげるため、購入者には小袋に商品とともに全品20%オフ割引券なども同封して手渡している。

 来場ターゲットは20-40代女性。「『CAFE@HOME』は20-30代女性をターゲットにしているが、購入者層をみると30‐40代女性のボリュームが大きい」という。

 「CAFE@HOME」は、食べものと相性の良いコーヒーを選ぶ「Food with」、暮らしの中のさまざまなシーンに合わせてコーヒーを選ぶ「Life with」、心が動く瞬間に合わせてコーヒーを選ぶ「Heart with」の主に3つのシーンに向けて品揃えしている。

 全般的にギフト需要を獲得している。
 「自家需要だと飲める量に限界があるがギフト用は無限大だと思っている。シーンの拡大に伴って購入機会も増えると考えており、今後もシーン拡大に向けていろいろとチャレンジしていきたい」と意欲をのぞかせる。

 イベント開催期間は、代官山T-SITEが15日と16日、WITH HARAJUKU B1Fストリート(東京都渋谷区)が11月22日~24日。会場では「CAFE@HOME」の試飲も行っている。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。