14.2 C
Tokyo
13.1 C
Osaka
2025 / 11 / 01 土曜日
English
農水畜産業食肉エア・ウォーター 食品事業子会社再編 「大山ハム」ブランド強化へ
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

エア・ウォーター 食品事業子会社再編 「大山ハム」ブランド強化へ

エア・ウォーター(AW)は、グループで農業・食品事業を担うエア・ウォーターアグリ&フーズにおいて、「大山ハム」ブランド強化などを主とした子会社再編を10月1日付で実施した。これにより、大山春雪さぶーるの商号は、大山ハムに変更した。また、飲料事業では、ゴールドパックを存続会社とし、グループのAW・ウォーターを吸収合併した。

主な再編は3点。

①AWアグリ&フーズの大山ハム販売事業を、同社完全子会社大山春雪さぶーるに吸収分割で承継し、商号を大山ハムに変更
②大山春雪さぶーるの早来工場、小樽工場、サガミハム白河工場の事業を、吸収分割でAWアグリ&フーズが承継
③ゴールドパックを存続会社として、AW・ウォーターを吸収合併

大山ハムに関しては、ブランドを前面に打ち出すことができる経営体制とし、新製品の開発や直売店「テラス ザ ダイセン」をはじめとする新たな価値の提供とともに、生産性向上、人材不足解消、人的資源の有効活用のための「独立した組織として迅速に実行していく」としている。

存続会社の概要は、「エア・ウォーターアグリ&フーズ」は、本社所在地は東京都で、25年3月期売上収益は257億円。事業商品群はハム・デリカ、惣菜、冷凍野菜など。「大山ハム」は、本社は鳥取県米子市で同82億円。商品はハム・ソーセージなど。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点