スペシャルティコーヒー=浅煎り? 堀口珈琲が「SCAJ2025」で焙煎度に着目したブースを出展

 堀口珈琲は、9月24日から26日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われたスペシャルティコーヒーの祭典「SCAJ2025」で、スペシャルティコーヒーの焙煎度に着目したブースを出展した。

 ブースのタイトルは「スペシャルティコーヒーってなんだろう?【焙煎度編】」。
 浅煎りのイメージが強いスペシャルティコーヒーには、適切な焙煎が必要であることと、浅煎りだけでなく様々な焙煎によって楽しみ方が広がることを伝える内容を展開した。

 試飲ブースには2つのテーマを設置。

 第1のブースでは、素材も焙煎もクリーンなコーヒーと、素材か焙煎のどちらかが不適切なコーヒーの計3種を提供。3種類の試飲を通じて、スペシャルティコーヒーには、よい素材とよい焙煎の2つの要素が重要であることを知らしめる内容となった。

 第2のブースでは、同じ豆の焙煎度を変えた3種のコーヒーの試飲を実施。焙煎の度合いによって、同じ豆でも異なる風味を引き出せることを知らしめた。

 物販ブースでは、昨年に引き続き生豆や焙煎豆を販売。スペシャルティコーヒーの歴史や定義を考察するタブロイド紙の配布も実施した。
 同時に配布したリーフレットでは、同社がマイクロロースター向けの生豆販売を12月1日からオンラインで開始することを告知した。