ブルボンは、平均売価が上昇傾向にあるチョコレートとビスケットの大袋市場に向けて、入数と価格の組み合わせで買いやすい商品として「ミニビット」の3分の2の生地の厚みでビスケットチップを入れた「サクつぶビット」を10月7日に新発売した。
同商品について、8月4日、商品・営業戦略発表会に臨んだ井手規秀常務取締役は「大袋市場の中で無垢チョコ商品の売価が上昇する中、安定的に安価な商品も需要と考え、単に安いだけでなく、おいしくてチョコレートの満足感が得られるものを開発した」と語る。
同商品は、「チョコ」「いちご」「ホワイト」の3種類を各5個・計15個をアソートする。

「チョコレートとビスケットのいいとこ取りをした商品で、連食性を上げるため『ミニビット』の3分の2の生地の厚さにした。これにより、チョコレートの満足度は減る一方、代わりに可食物を入れたことで、子どもでも食べやすくした」と述べる。
大袋商品で多い分包形態ではなく、個包装で複数人にて分けやすくなっているのも特徴。
「チョコ」と「いちご」には、チョコレートと全流粉ビスケットチップを使用。「ホワイト」にはホワイトクリーム、ココアビスケットチップ、チョコレートを使用している。
なお、チョコレートの大袋市場とビスケットの大袋市場は拡大傾向にある。