12 C
Tokyo
13.7 C
Osaka
2026 / 02 / 14 土曜日
ログイン
English
流通・飲食小売イオン「トップバリュ」 コメ代替需要に照準 お得な冷凍ワントレー・パスタ・おやつパンなど続々

イオン「トップバリュ」 コメ代替需要に照準 お得な冷凍ワントレー・パスタ・おやつパンなど続々

イオンは、食品値上げや米(コメ)の価格上昇による消費変化に対応するため、下期もプライベートブランド(PB)「トップバリュ」でお得感ある新商品やリニューアル品を続々と発売する。なかでも主食を代替できる米飯類、麺類、パン類に注力。価格訴求の「ベストプライス」として、ボリューム満点で本体498円の冷凍ワントレー、メロンパンなど人気の12種類をそろえた手軽なおやつパン、麺の量や塩分を抑えたタテ型カップ麺(税別98円)などを順次投入していく。

■PB値下げ第2弾を10月から

9月30日に「トップアバリュ下期価格戦略と秋の新商品発表会」を開催。

イオントップバリュの土谷美津子社長は「物価上昇が続きお客様の消費マインドは非常に厳しい。今年の食品値上げは1~9月で2万品目と昨年を大きく上回る」と概況を説明。「お客様から価格と価値を両立させたPBへの期待がますます高まっている。当社は生活必需品を中心に、取引先に迷惑をかけないよう様々な工夫を重ねてコスト削減を追求。10月から追加で60品目を値下げする」との施策を明らかにした。

土谷美津子社長(中央)
土谷美津子社長(中央)

「トップバリュ」の値下げは4月の75品目に続き2回目。その効果は大きく、今春は対象品目全体の売上前年比が5割以上伸びた。

10月実施の対象は「早ゆでスパゲッティ3分 500g」が新価格178円(旧198円)、「鮭フレーク」が同378円(同448円)など。圧倒的なスケールメリットを生かした計画的一括生産や全量買い取りを軸にしているが、コメ価格上昇でもパックご飯の「国産米3個パック」は同378円(同398円)を実現。稼働率が落ちる夏場をフル活用してコスト削減につなげたという。

■冷凍ワントレーでガッツリ飯

下期の新商品は、コメの価格上昇を念頭に手頃な主食メニューを拡充。

冷凍食品のワントレーが好調に推移しており、「ベストプライス」の「ガッツリ飯×ガッツリ飯」シリーズで新ラインアップを11~12月に投入。食べ応えを求める男性をターゲットに、「豚スタミナ丼&ペペロンチーノとからあげ」など400g以上のボリュームで498円を実現した。

新提案で「アレンジできる冷凍米飯」を9月発売。「ガーリックライス」など3種のベースライスで、コスパに貢献しながら手作り感とボリューム感も満たす。

コメ代替で菓子パンの需要が高まっていることから、「ベストプライス おやつパン」シリーズを11月発売。「メロンパン」118円、「つぶあんクロワッサン」128円など12品。コンビニや専門店より手頃な価格で買える。

カップ麺「ヌードルフィット」(11月発売)は新価値商品に位置づける。麺重量を約2割減、塩分を約3割減とし、ライトな一杯でシニア層や女性らのニーズに応える。価格98円もポイント。

「バリラ」ブランドの冷凍パスタは価格を498円(旧698円)に変更。本格的なおいしさはそのままに、麺の重量や具材などを見直し買い求めやすい価格とした。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。