その他リサーチ・調査統計分析「爽 巨峰&マスカット」(ロッテ)の初動をビッグデータで分析 定番バニラを超える売上 「本物の味」の口コミも
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「爽 巨峰&マスカット」(ロッテ)の初動をビッグデータで分析 定番バニラを超える売上 「本物の味」の口コミも

リサーチ・アンド・イノベーションの西村まどかさんが、「CODE(コード)」と称するスマートフォンアプリから収集される毎月約30万人の購買データを読み解き、話題の商品について発売後1週間の初動をリポート。今回取り上げるのは、アイスクリーム「爽」の新フレーバーである「爽 巨峰&マスカット」(ロッテ)。以下、西村さんが語る。

はじめに「爽 巨峰&マスカット」発売前後における、アイスクリーム内の「爽」全体のランキング(金額シェア)の変化を確認した。

「爽 巨峰&マスカット」の発売前の1週間では、「爽」全体のランキングは8位の「赤城乳業 ガリガリ君」に次いで9位だった。それが発売後の1週間でカテゴリ2位までランクアップした(図1)。

その中で「爽 巨峰&マスカット」は、「爽」全体の売上の44・5%を占めており、「爽」全体のシェア向上に大きく寄与した商品であるといえる。

では、「爽 巨峰&マスカット」はどの業態で多く購入されているのだろうか。(表下記事続く)

シェアの変化
シェアの変化

「爽」全体の中の主力商品である「爽 バニラ」と比べてみると(図2)、「爽 バニラ」はスーパーを中心に購入されていたのに対し、今回の「爽 巨峰&マスカット」はコンビニでの購入が多かった。「爽 巨峰&マスカット」はコンビニで広く展開できたことで消費者から新商品として認知されやすく、多くの生活者の購買を後押ししたと考えられる。

次に、「爽 巨峰&マスカット」の購入者層を確認した。購入者層を性年代別に分析したところ、「爽 巨峰&マスカット」は、「爽 バニラ」と比べて男性20代〜30代の購入者が多く、秋の新作フレーバーとして若い世代の興味を喚起できたとわかる。また、世帯人数でみると、「爽 巨峰&マスカット」は「爽 バニラ」よりも単身者の購入者が多いことから、「爽 巨峰&マスカット」は若年層や単身者といった層に購入を促すことができた商品であるといえる。

最後に、購入者が「爽 巨峰&マスカット」をどのように評価したか、口コミを見てみよう。「さっぱりシャリシャリ」「濃厚な味」「本物の味」というコメントが見られ、「爽」ならではのシャリシャリとした爽快感と、「爽 巨峰&マスカット」の魅力でもある、「巨峰とマスカットのリアルな味」がしっかりと伝わっているとわかる。

また、「いろんな味が楽しめて、得した気分になれる」「巨峰とマスカットの2種類の味が楽しめて美味しかった」などの口コミも見られ、購入者は2種類のぶどうアイスの味わいもしっかりと楽しんでいる様子がうかがえる。

爽快感と濃厚さを兼ねそろえた「爽 巨峰&マスカット」は、秋の味覚の季節に、幅広い層に広く支持される商品になりそうだ。

購入先の傾向
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