ネスレ日本、紙製コーヒーポッドで抽出する「ネスカフェ ドルチェ グスト」次世代モデル発売 1台で3つの異なるコーヒー抽出に対応

 ネスレ日本は9月2日、「ネスカフェ ドルチェ グスト」ブランドの最先端・次世代モデルとして「ネスカフェ ドルチェ グスト ネオ」を新発売する。

 環境配慮と利便性に磨きをかけた新型コーヒーメーカーでユーザーの裾野を広げていくのが狙いとみられる。

 「ネスカフェ ドルチェ グスト ネオ」では、ホームコンポスト可能な紙製コーヒーポッドを使って抽出する。

 ホームコンポストとは、家庭から出る生ごみなどの有機物を、家庭用のコンポスト容器内で微生物の働きによって発酵・分解させ、堆肥化させるプロセスのこと。これに対応した紙製コーヒーポッドで抽出することで環境への配慮を訴求していく。

 利便性については、1台でドリップスタイル抽出・アメリカーノスタイル抽出・高圧エスプレッソ抽出の3つの異なる抽出方法に対応した点が挙げられる。

「ネスカフェ ドルチェ グスト ネオ」
「ネスカフェ ドルチェ グスト ネオ」

 「ネスカフェ ドルチェ グスト ネオ」は、スイスにあるネスレの研究所で 5 年以上の開発期間を経て誕生し、複数の特許を取得。2022 年11月のブラジルでの発売を皮切りに、現在では 6 カ国(ブラジル、フランス、スイス、 ポルトガル、ベルギー、オランダ)で展開している。

 日本では、1台で3つの異なるコーヒーの抽出方法に対応している点とコーヒーポッドがホームコンポストに対応している点から“2つの日本初を備えたおうちカフェの未来型”を謳う。

 希望小売価格は税込2万2000円。