名糖産業(名古屋市、三矢益夫社長)は8月4日、季節限定商品として「アルファベットチョコレート安納芋」(104g、希望小売価格税抜635円)と「ぷくぷくたいやきいも」(同80円)を発売した。
どちらも24年1月にグループ子会社となったおいもや(静岡県掛川市)が監修したもの。芋や栗など秋の味覚にスポットを当てた店頭企画を中心に採用獲得を狙う。
「アルファベットチョコレート安納芋」は、主力ブランド「アルファベットチョコレート」の季節フレーバー。カカオが香るミルクチョコレートで、クリーミーな安納芋チョコレートを包んでいる。

一方、「ぷくぷくたいやきいも」は、さつまいもパウダーに空気を含ませてふっくら柔らかく仕上げた中身を、鯛をかたどったウエハースで包んだもの。カルシウム含有。2種のパッケージデザインを用意した。
おいもやは、さつまいもを主力品目とした菓子・スイーツ商品を、インターネット通販を中心に展開する会社。24年1月22日付で名糖産業が全株式を取得し、子会社化している。
今回の取り組みを契機に、グループ間の商品共同開発を積極化していく考え。バウムクーヘンを主力商品の一つとするエースベーカリーも含め、グループシナジーの創出を図る。