北海道・十勝に拠点を置くカルビーポテトは、国産原料の冷凍じゃがいもを調理用素材として新たに提案する。家庭用の冷凍食品「カットじゃがいも インカのめざめ」を9月に新発売。コンパクトなサイコロ状になっており、電子レンジを使ってポテトサラダやじゃがバターなどを手軽に調理できる。
同社はこれまで冷凍食品はフライドポテト(「北海道シューストポテト」など)を中心に展開してきたが、調理用の冷凍野菜は初の商品化となる。
新商品「カットじゃがいも インカのめざめ」は、北海道で収穫された希少品種「インカのめざめ」を使用。甘い風味とほくほくした食感が特長だ。皮をむいて小ぶりの10mm角サイズにカットしてあるので、そのまま調理に利用できるほか、電子レンジで加熱するとやわらかく仕上がり、つぶしてポテトサラダなどにも使える。内容量は200g。価格はオープン。
広報担当者は「使いやすく食べやすいので、ファミリー層や忙しい共働き世帯に加え、離乳食などにも向く。国産の大小様々なじゃがいもをフライドポテトだけでなく調理用素材にも活用することで、持続可能な農業の実現にも貢献していきたい」と話す。