丸大食品 JOCなどと契約締結 ロス五輪の28年末まで

丸大食品はこのほど、日本オリンピック委員会(JOC)および日本パラスポーツ協会、日本パラリンピック委員会(JPC)と、「TEAM JAPAN パートナーシッププログラム2025-2028」の「TEAM JAPAN オフィシャルサポーターシップ契約」を締結した。

これにより、28年の米国ロサンゼルス大会終了後の28年12月末まで、TEAM JAPANなどに関する呼称やマークの使用などの権利を、マーケティング活動やCSR活動等に使用することができる。

契約について、期間は28年12月31日まで、領域は日本国内、カテゴリーはハム・ソーセージ。主な権利は、呼称・マーク類・関連素材使用権、選手肖像に関する権利、商品・サービスのサプライ機会、優先供給権等、多岐にわたる。

同社は、JOCを支援する企業の中でも最も古い歴史を持つ企業として、ハム・ソーセージ等を通じて長きにわたり日本のスポーツ振興をサポートしており、昨夏開催のパリオリンピックでもハム・ソーセージの「TEAM JAPAN オフィシャルサポーター」を務め、主力ウインナー「燻製屋」などの商品に「TEAM JAPAN オフィシャルサポーター」のロゴを添付するなど、ハム・ソーセージ売場から大会を盛り上げた。

佐藤勇二社長は「『食を通じて人と社会に貢献する企業』を掲げる総合食品メーカーとして、安全安心な食品の提供だけでなく、多様な価値観が尊重され、誰もが活躍できる社会の実現に向け、笑顔あふれる、より良い未来を築いていく」、また三屋裕子JOC副会長は「昨年のパリ大会では、ライセンス商品の展開を通じてTEAM JAPANと社会をつなぐ架け橋となっていただいた。今後も丸大食品の皆さまやアスリートとともに、スポーツを通じた豊かな社会づくりに取り組んでいく」と、それぞれ抱負を述べた。