8.9 C
Tokyo
13.3 C
Osaka
2025 / 12 / 08 月曜日
ログイン
English
その他リサーチ・調査統計分析GW予算、給与増減で2倍以上の差 巣ごもり傾向強まる インテージ調べ

GW予算、給与増減で2倍以上の差 巣ごもり傾向強まる インテージ調べ

マーケティングリサーチ会社のインテージは、「ゴールデンウイーク(GW)」に関する調査結果を公開し、平均予算は2万9237円、前年比5%増だった。そのうち4月以降に給与が増えると予想される人の予算は6万5130円で、給与が変わらないか減ると予想される人に比べて2倍以上と格差が顕著に出た。

調査は3月下旬に全国15~79歳の男女5000人を対象に実施。今年は暦の関係から連休は「4日」が約4割と最多で、一週間以上休む人は減少する。推定人口から試算した「GW市場規模」は2兆8221億円の見込み。

GWの過ごし方は、「自宅で過ごす」が37・3%で昨年より3%アップし、巣ごもり傾向がうかがえる。「外食」が17・5%、「ショッピング」が16・1%、「国内旅行」が13・6%で続く。「海外旅行」は1・3%と前年並み。

あわせて希望する過ごし方(理想)を聞いたところ、現実(予定)とギャップが大きいことも判明。理想は「海外旅行」が5・2%で4倍、「テーマパークに行く」が6・0%で3倍の開きがあった。要因は休暇日数が例年より短いことに加え、物価高や円安で経済的な負担が大きくなっていることも考えられる。

GW期間中、国内旅行(泊りがけ)の予算は平均8万5729円、2年前比で2割増えた。物価高を背景に宿泊料金や交通費が高くなった影響がうかがえる。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。