18.2 C
Tokyo
10.9 C
Osaka
2026 / 02 / 28 土曜日
ログイン
English
流通・飲食物流センター荷待ち1時間以内が99%超に スーパー10社の取組みが成果 15か月で1割改善
KNOWLEDGE WORK 20260303

センター荷待ち1時間以内が99%超に スーパー10社の取組みが成果 15か月で1割改善

スーパー19社が加盟するSM物流研究会は3月21日、会員企業10社のドライDCセンターにおける「荷待ち1時間以内」のトラックの割合が、今年1月で全台数の約99.1%に達したと発表した。「荷待ち・荷役作業等時間」は2時間超のトラックが同月時点で約98.8%。いずれも2023年10月の計測開始から10%以上の減少が見られている。

同研究会の座長を務めるライフコーポレーション首都圏PC・物流本部の渋谷剛本部長は、日本スーパーマーケット協会ほか流通3団体の記者会見で報告し、「トラックバースの予約率を90%以上に高めたことや、パレット積みへの移行推進が奏功した。各社のノウハウを共有した結果」と振り返った。

成果を報告する渋谷剛氏
成果を報告する渋谷剛氏

24年度に立ち上げた4つの分科会では、パレット納品の拡大、共同配送と空きトラックの活用、生鮮物流・チルド物流の課題解決に取り組んだ。

バラ積み納品が比較的多い即席麺や菓子のメーカーらと危機感を共有し、パレット納品を一部で実現したほか、加工肉分野での共配方法も検討。青果をテーマとした勉強会や、青果のリードタイム延長の検証、運送事業者や卸へのヒアリングも実施した。

25年度は各分科会での検証や交渉などを継続する。荷待ち・荷役は4月に一部が施行される改正物流効率化法など新たな状況への対応を進めるほか、会員各社の共同採用商品に着目した共同配送の可能性も検討、情報連携システムの研究も始動する。

生鮮物流については、勉強会への参加者を増やし、水産、畜産での対応も検討。昨年発足した関西SM物流研究会が中心となって、関西エリアの物流課題の解決も目指す。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。