フジ日本 イヌリン「Fuji FF」「Fuji FF HS」 短鎖マーク認定を取得

短鎖マーク認定商品第1弾
短鎖マーク認定商品第1弾

精糖メーカーのフジ日本が展開する発酵性食物繊維イヌリン「Fuji FF」「Fuji FF HS」はこのほど、一般社団法人短鎖脂肪酸普及協会が審査・認定する「短鎖マーク」商品の第1弾に選ばれた。

第1弾認定商品に選ばれたのは、江崎グリコ「Bifix ヨーグルト」、カルビー「Body Granola(ボディグラノーラ)」など全6製品。協会が定める基準を満たす製品・原材料に対して「短鎖マーク」が付与され、消費者に短鎖脂肪酸の重要性をアピールできる。

短鎖脂肪酸は腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖を分解して産出する代謝物質で、主には酢酸、プロピオン酸、酪酸の3つがある。最新の研究で「便通改善」「免疫機能の増強」など、短鎖脂肪酸がもたらす様々な健康機能が報告されている。

イヌリンはゴボウやタマネギにも含まれる発酵性食物繊維の一種で、腸内細菌のエサとなり短鎖脂肪酸を生成。「整腸作用」「血中中性脂肪の低減」「食後血糖値の上昇抑制」「肌のバリア機能維持」をヘルスクレームとした機能性表示食品が申請受理されている。

フジ日本はこれまで、独自の技術により世界で初めて砂糖からイヌリンを作り出すことに成功。「Fuji FF」「Fuji FF HS」は、砂糖のようなやさしい風味で水に溶けやすい。難消化性デキストリンなど他の水溶性食物繊維と比べ100%が腸内細菌のエサになる優位性を持っている。

株式会社アピ 植物性素材