キーコーヒーのカフェインレスのレギュラーコーヒーが拡大している。
好調なのは「KEY DOORS+ カフェインレス 深いコクのブレンド」(180g粉)と一杯抽出型の「KEY DOORS+ ドリップ オン カフェインレス 深いコクのブレンド」の2品。
2品計の実績は24年4-12月の前年同期比で、金額、数量ともには1.3倍に拡大した。
カフェインレスとコーヒー本来の豊かなコクや甘い香りを両立させた点が支持され、幅広い飲用者と飲用シーンを獲得していることが好調要因とみられる。
2月7日、取材に応じた阿部祐美子R&Dグループリーダーは「カフェインレスコーヒーは、妊婦さんなどカフェインを摂取したくない人が飲むものといったイメージから様変わりして、今ではカフェインコントロールの流れもあり、コーヒーの選択肢の1つとして飲まれている」と語る。
2品の中で特に好調なのが「ドリップ オン」。
「『ドリップ オン』の5P商品の中では、一番の売れ筋だった『スペシャルブレンド』を抜いて断トツの1位となり勢いづいている」と述べる。
2品とも、コロンビアとエチオピアモカの生豆のカフェインを97%除去。カフェインレス生豆の輸送から保管、製造まで一貫した鮮度管理をすることで、品質劣化が進みやすく味や香りが損なわれやすいカフェインレス生豆特有の問題を解決して開発された。
なお、昨年9月に発売したカフェイン量30%オフの「KEY DOORS+ ドリップ オン カフェインひかえめ マイルドブレンド」については「少しずつお客様の反応が出てきており、まだまだ伸び代がある」とみている。
![]() |
![]() |