キリンビール福岡工場は2月12日、同工場で飲酒運転ゼロの社会の実現について考え酒類を扱う企業の社会的責任を再認識すべく、「飲酒運転ゼロの社会を目指して」をテーマとした講演会を実施しパートナー会社を含めた約70人が参加した。
当日は2011年の飲酒運転事故で長男とその友人を亡くした経験を持つNPO法人はぁとスペース理事長の山本美也子氏がNPO法人はぁとスペースの活動内容や事故当時の話、飲酒運転ゼロ社会実現に向けた取り組み、酒類メーカーに期待したいことなどについて講演。最後は参加者全員で「飲酒運転ゼロポーズ」で「飲酒運転ゼロ」を宣言した。
参加者からは「お酒のおいしさと同時に楽しみ方や節度を持った飲み方、なぜ飲酒運転はだめなのかをしっかり伝えていきたい」「飲酒運転を許さないことが当たり前の社会になるよう、酒類メーカーの社会的責任を果たしたいと改めて感じた」「自分が飲酒運転をしないだけでなく、社会から飲酒運転をなくすことが重要だと感じた。加害者を出さないために自分にできることをやろうと思う」など様々な意見が聞かれた。
なお、今回交替勤務や業務上の都合などで参加できなかった従業員は録画視聴で受講する。
「アルコール飲料を製造・販売する企業として、適正飲酒に関する啓発活動を積極的に行っている。引き続きアルコール有害摂取根絶に向けた取り組みに全力投球していく」(キリンビール福岡工場)としている。
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