三井物産流通グループは、商社系卸としてのグローバルソーシング機能を強化する。先月開かれたスーパーマーケット・トレードショー(SMTS)で、三井物産グループ各社と連携した国内外の調達機能や商品開発、生鮮、売場変革・販促支援の取り組みをアピールした。
ソーシング機能とは、川上から川下まであらゆる場面で取引先に役立つ機能・サービスを提示すること。
例えば、海外調達では三井物産のネットワークを駆使し、現地での商品発掘から納品まで輸入実務をサポート。輸出入の通関手続きや輸送の手配、需給管理などサプライチェーンを可視化し、安定的な海外製品の供給を支援する。
SMTSでは、韓国・台湾・中国からの海外調達機能を紹介=写真。現地の最新トレンドをタイムリーに捉えた商品発掘や、日本市場のニーズを踏まえた商品開発などの取り組みが注目を集めた。
そのほか、オリジナル商品・ブランド開発を支援する「.me(ドットミー)」、ペルー産ぶどうをはじめとした輸入青果、「バラデン」「シメイ」など輸入酒類、自社ブランドの「にっぽん元気マーケット」「ハートフル畑」など、三井物産流通グループの多彩な機能を披露した。
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