躍動的な音と食感を訴求する米菓 「パリッと煎」が新登場 金吾堂製菓

 金吾堂製菓は新たに「パリッと煎」ブランドを立ち上げ、定番の「厚焼」ブランドでは取り切れない若年層などの新規ユーザーの取り込みを図る。

 「パリッと煎」はうす焼きタイプの米菓。現行の「パリッとタイム」をリブランディングし、うす焼きで食べやすい特徴をストレートに表現した。

 リブランディングについて、取材に応じた碓田憲司常務取締役商品企画開発室室長は「『パリッとタイム』の、“ひとりで楽しむおつまみ“や“みんなでワイワイするときに食べてほしいおつまみ”というコンセプトをそのままに、躍動的な音と食感が伝わるようにパッケージデザインを刷新した」と説明する。

 パッケージは、パリッと割った煎餅のシズルを中央に配置し、これと連動させて「パリッと」のブランド名を大きくあしらっている。

 「ごま油香る韓国のり風味」「しょうゆ香る黒こしょう煎」「さわやかな梅こんぶ茶風味」の3品を取り揃え、3月3日に新発売される。

 3品のうち「ごま油香る韓国のり風味」と「しょうゆ香る黒こしょう煎」はリニューアル品、「さわやかな梅こんぶ茶風味」が新商品となる。

 「さわやかな梅こんぶ茶風味」は、玉露園食品工業の「玉露園うめこんぶ茶」の味を再現すべく、玉露園の「昆布茶」と「梅肉エキスパウダー」に様々な調味料を加えたオリジナルシーズニングで味付けをした。

 「玉露園うめこんぶ茶」は、ラウス昆布を原料としたこんぶ茶に昔から親しまれてきた梅干しを凍結乾燥してブレンドしたフレーバーが特徴。
 「市場では梅は米菓の通年フレーバーとして定着しており、当社もいくつか梅フレーバーの商品を展開している。玉露園さまと再びコラボして、爽やかな梅の風味とこんぶ茶の上品でやさしい旨みが混ざり合い、後を引く味に仕上げた。日常のおやつには、もちろんお酒にも合う味わい」と胸を張る。

 パッケージは3品共通して、コラボ商品や具体的なフレーバーのイラストを描き、味わいを想起しやすくした。

株式会社アピ 植物性素材