2.4 C
Tokyo
6 C
Osaka
2026 / 02 / 07 土曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム「森永アロエヨーグルト」ブランド再構築、成長回帰へ

「森永アロエヨーグルト」ブランド再構築、成長回帰へ

森永乳業は、昨年30周年を迎えた「森永アロエヨーグルト」の再成長を目指す。「いいアロエは、いい畑から」を新たなブランドコンセプトに定め、おいしさと健康を両立した価値訴求で、新規獲得と休眠層の掘り起こしを図る。2月3日の週から新パッケージで展開し、10日からTVCM「雨と太陽のそばで」篇を放映している。

2月4日の発表会で、営業本部マーケティング統括部ヨーグルト・デザート事業マーケティング部の鈴木優太リーダーは「約30年前、薬の用途が中心で食品の認識がなかったアロエをおいしくて体にいいスーパーフードのような存在にしたのが当社のアロエヨーグルト。30年が経ち多くの選択肢があるなか、もう1度『森永アロエヨーグルト』を手に取ってほしい」と意欲をみせる。

「森永アロエヨーグルト」
「森永アロエヨーグルト」

「森永アロエヨーグルト」は1994年12月10日に誕生。甘いフルーツヨーグルトが定番だった当時、健康や美容意識が高い女性を中心にヒットし02年をピークに右肩上がりに伸長したが、その後は4個パックなどコストパフォーマンスに優れたヨーグルトの登場もあって、20年間で売上が4分の1まで縮小した。

最大の課題は2個パックの低迷だと同部の田中泰徳マネージャーは強調する。現在CVSを中心に好調の個食タイプは、販促施策や“3倍大粒”などスポット商品の差別化で数字を大きく伸ばしている。一方で、定番の2個パックは前年割れが続く。機能性の「ビヒダスヨーグルト 便通改善」やタンパク質訴求の「パルテノ」など様々な特長をもつ商品があるなか、「森永アロエヨーグルト」独自のおいしさと健康価値を伝えることで、右肩上がりの機運を高める狙いだ。

リブランディングでは、多くの人が「いざ食べた時においしい」と感じる現状から、農作物であるアロエが「おいしくて、カラダにいい」点を改めて訴求し、積極的な購買につなげる。パッケージは「いいアロエは、いい畑から」「アロエって、実は野菜」の文言でナチュラルさやヘルシーさを伝えている。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。