16.7 C
Tokyo
16.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
加工食品即席麺・即席食品寿がきや食品 「ホームラン軒」商標権取得 9月から自社ブランドに
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

寿がきや食品 「ホームラン軒」商標権取得 9月から自社ブランドに

寿がきや食品は1月27日、テーブルマークのグループ会社・加ト吉水産が保有する即席麺ブランド「ホームラン軒」の商標権を取得することで合意、契約を締結したと発表した。

譲受金額は非公表。譲受実行に伴い9月1日から、寿がきや食品ブランドとして「ホームラン軒」を含む即席麺ブランドの販売を開始。即席麺事業のさらなる成長につなげていく。

「ホームラン軒」は、ノンフライ麺のもちもちとした食感やていねいに仕込んだこだわりのスープが特徴。長年消費者に愛されてきたブランドで、現在は主に東北エリアを中心に販売されている。

寿がきや食品では、21年6月末に加ト吉水産群馬工場を譲り受け、以降は同社関東工場として「ホームラン軒」の受託製造を行ってきたが、自社商品の多様化とブランド強化を見据え、同ブランドの商標権取得を判断した。

今後は「ホームラン軒」の持つ伝統や価値を尊重しつつ、寿がきや食品ならではの技術力を活用。自社ブランドとして、より魅力的な商品展開を図っていく。販売エリアも、関東での営業活動を強化していく考えだ。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点