【ひと言】「獺祭」は経験値の蓄積 旭酒造 桜井博志会長

清酒「獺祭」の味わいを明確に言葉で表現するのは難しいが、飲んだ時に「ああ獺祭だな」と魅力を感じていただける酒にはなっていると思う。

われわれの強みは、全国の酒蔵の中でも圧倒的に製造経験とデータが豊富なことだ。当社の酒米担当者は日本でもっとも山田錦を見てきているし、製造スタッフは一年間で通常の蔵人が一生かけて造る量の純米大吟醸を仕込む。それを可能にしているのがデータだ。データと言っても、それは膨大な経験値の蓄積。これこそが獺祭を支えている。(1月23日の経営戦略発表会で)

株式会社アピ 植物性素材 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)