ブランド豚「穀うま ロース」3つ星獲得 味覚に高評価 伊藤ハム米久HD

伊藤ハム米久ホールディングスは、ブランド豚肉「穀うま ロース」が国際味覚審査機構(ITI)の25年度審査会で優秀味覚賞最高ランクの3つ星を受賞したと、14日に発表した。

国産豚肉「穀うま」は、麦類を多く含む6種類の穀物をバランスよく配合したオリジナル飼料を一定期間与えることで、一般豚と比較して旨み成分約2・7倍、コク・まろやかさ成分約1・6倍のおいしさを追求している。また、同審査会で穀うまのバラ、肩ロース、ヒレにおいても2つ星を受賞し、同一ブランドの4部位が星を取得した。

審査会の評価点は「全体的に脂肪がうまく分散してバランスが調和された優れた品質」「口に含むと上品なスモーキーさ、甘み、旨みが感じられる」「塩味、滋味、旨みのハーモニーがある」など。

ITIの審査員団は、ホームページによると250人以上のプロのシェフとソムリエで構成されている。

審査は目隠し方式で行われ、国際官能分析基準に基づき第一印象、外観、香り、味、食感(食品)または後味(飲料品)の5つの基準に沿って評価される。

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