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眠らない「睡眠サポート食品」 乳酸菌、サプリなど百花繚乱 背景に生活の乱れ、働き方変化

睡眠サポート食品市場は乳酸菌飲料やヨーグルトが牽引し、サプリメントや飲料、食品なども加わり百花繚乱の状態だ。厚労省には睡眠やストレス緩和をターゲットにした機能性表示食品の届け出も相次いでいる。市場規模は原材料などを含めると約1000億円が目前に迫っているとも言われている。

ヤクルト本社が2019年から発売した「Yakult(ヤクルト)1000」と「Y1000」による「睡眠の質向上」「ストレス緩和」訴求が引き金になり、睡眠サポート食品市場に火がついた。SNSや口コミにより品切れを起こしたが、24年春から富士小山ヤクルト工場が全面稼働して増産体制が整った。今年1月から「Yakult(ヤクルト)1000 糖質オフ」を発売し、好調な滑り出しを切った。

アサヒ飲料の乳性飲料「PLUSカルピス 睡眠・腸活ケア」も心理的なストレスを和らげ、睡眠の質を高める機能をもつ。キリンビバレッジのプラズマ乳酸菌入り乳酸菌飲料「おいしい免疫ケア 睡眠」は、6本パックが好評。「睡眠の質改善」による「日常生活の疲労感を軽減」する機能を持つ日清ヨークの機能性表示食品「ピルクル ミラクルケア」も勢いを保ち、よつ葉乳業は「睡眠の質向上」「心理的ストレスの緩和」の機能を打ち出した「北海道のむヨーグルト」を発売している。

睡眠サポート食品の直近1年間と前年1年間のPOSデータを比較(カタリナマーケティングジャパン調べ)すると、販売金額(143.5%)、購買者数(106.6%)、一人当たりの購入金額(129.8%)、SKU数(137.4%)のいずれも大きく伸長。定期購入者が同時期に、ほかにどんなカテゴリ食品を購買したかを調べると、時短意識(どんぶり御飯の素を購入)や育児疲れ(ベビーフードを購入)などのライフスタイルの変化が浮上。睡眠サポート食品が社会課題の解決にもつながっていることが読み取れる。

2019~2023年の年平均成長率7%を保つ睡眠サポートサプリメント市場。2005年の発売以来、最大シェアを保つ味の素の「グリナ」は、昨年8月から睡眠ケアだけでなくストレス緩和にも役立つ機能性表示食品を箱入りとスティックで発売。今年は2月から箱入りとドリンクタイプのパッケージに「ぐっすり」を表記し、「ぐっすりとした眠りをサポートする」といったメッセージを伝える。

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