6.3 C
Tokyo
4.9 C
Osaka
2026 / 01 / 12 月曜日
ログイン
English
未分類江崎グリコが新チョコレートブランドを創出 原材料はカカオニブと必要最低限の砂糖のみ 特許技術活用して産地の個性引き出す

江崎グリコが新チョコレートブランドを創出 原材料はカカオニブと必要最低限の砂糖のみ 特許技術活用して産地の個性引き出す

 江崎グリコは、カカオニブと必要最低限の砂糖のみを原材料とした新チョコレートブランド「Tunmel(トゥンメル)」を立ち上げ、チョコレートカテゴリの魅力化に貢献する。

 1月16日、取材に応じた江崎グリコの槌田智子新規チョコレート商品企画/開発プロジェクトプロジェクトマネージャーは「カカオが主役のチョコレートはおいしくて健康に良い。ポジティブに食べていただくことで、日本にもヨーロッパのようなチョコレート文化を根付かせたい」と力を込める。

 「Tunmel」は、スイスのOro de Cacao社が持つ国際特許技術「Cold Extraction(コールドエクストラクション)」製法を採用したチョコレートブランド。

 コールドエクストラクションは、古代マヤで水と一緒に石臼でカカオ豆をすり潰して飲んでいた「ショコラトル」から着想を得た製法で、焙煎していないカカオ豆を水に入れて低温で粉砕・抽出する。

 

江崎グリコの槌田智子新規チョコレート商品企画/開発プロジェクトプロジェクトマネージャー
江崎グリコの槌田智子新規チョコレート商品企画/開発プロジェクトプロジェクトマネージャー

 焙煎の工程を省き熱によるダメージを抑えることで、カカオの豊かな香りを保ち、苦味や酸味を抑制。これにより、産地で異なるカカオ豆そのものの個性をより味わえるという。

 「産地の特徴がしっかりと際立っており、違いを感じやすい。チョコレート好きの方でなくとも、気軽に産地の個性を楽しんでいただける」と胸を張る。

 独自製法で引き出したカカオの風味をより味わえるよう、原材料はカカオニブと必要最低限の砂糖のみとした。

 「原材料が2種類のみのチョコレートというのは、当社でも初の試みとなる。添加物が入っていなくとも、しっかりとおいしいチョコレートがあると知っていただきたい」と語る。

 風味や口どけを楽しみやすいよう、一粒の形状にもこだわったという。

 「Tunmel」のラインアップは、「ペルー81%」(8個)「ドミニカ82%」(6個)「ガーナ83%」(6個)の3種類。価格はそれぞれ税込2052円。

アソートタイプの「カカオセレクション」
アソートタイプの「カカオセレクション」

 3種を4個ずつ詰め合わせたアソートタイプの「カカオセレクション」(税込4104円)も取り揃える。

 オンラインストアのほか、阪急うめだ本店では1月15日から19日まで、伊勢丹新宿店では2月8日から14日まで開催する期間限定ポップアップショップで販売。バレンタイン以降も、ポップアップショップや常設店での展開を予定する。

 槌田氏は「今後は他の産地のカカオを使用した商品や、ミルクチョコレートやホワイトチョコレート、チョコレートを使った焼き菓子なども展開できたら嬉しい」との青写真を描く。

関連記事

インタビュー特集

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。