3.7 C
Tokyo
0.9 C
Osaka
2025 / 12 / 13 土曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料「バンホーテンの腸活ココア」リピート伸ばし倍増に迫る勢い ユーザー拡大に期待高まる 片岡物産

「バンホーテンの腸活ココア」リピート伸ばし倍増に迫る勢い ユーザー拡大に期待高まる 片岡物産

 片岡物産の「バンホーテンの腸活ココア(以下、腸活ココア)」が大きく拡大している。2024年1-12月の推計販売金額は、前年同期比で倍増に迫る勢いとなっている。

 好調の背景には、高まる健康機能ニーズに対応し、新規ユーザーの獲得に加えてリピート率も上昇していることにある。

 「腸活ココア」は、水溶性食物繊維「イヌリン」が含まれている機能性表示食品。イヌリンは、腸内フローラを改善し、お腹の調子を整えることが報告されている。

 「新規ユーザーだけではなく、リピーターの方も増えていることで好調となっている。一度飲んだ方が効果を感じ、続けていただけているようだ」(片岡物産)。

 原材料のシンプルさも高く評価されている。

 「原材料はココアパウダー、砂糖、イヌリンだけという点も、口コミや商品のレビューで好評となっている」。

 現在は40代前後の女性がメインユーザーだが、今後はシニア層にも開拓余地をみる。
 「腸活の機能は、より上の世代にも響くと考えている。例えば40代の娘が飲んでいるのを見て、母も購入する、という流れもあるとみられる」。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。