11.1 C
Tokyo
11 C
Osaka
2025 / 12 / 17 水曜日
ログイン
English
未分類ギンビス、消費の二極化に対応 満足感ある商品に大容量マシマシの「しみチョココーン」 ご褒美商品には「たべっ子どうぶつ」の新作など

ギンビス、消費の二極化に対応 満足感ある商品に大容量マシマシの「しみチョココーン」 ご褒美商品には「たべっ子どうぶつ」の新作など

 ギンビスは「たべっ子どうぶつ」「アスパラガスビスケット」「しみチョココーン」など各ブランドで消費の二極化に対応した秋冬新商品を投入している。

 消費者の“普段の節約志向”と“時には贅沢をしたい志向”の両方のニーズに対応してブランドと生活者の接点を増やしていくのが狙い。

 取材に応じた営業本部広報担当の吉村萌子さんは、秋冬新商品の骨子について「2つのテーマを設けおり、1つが消費の二極化に対応した商品、もう1つが“ギンビスならではのお菓子作り”」と説明する。

 消費の二極化対応では、普段の節約志向に対応する新商品に150gサイズで “大容量マシマシ!150g”をパッケージにあしらった「しみチョココーンMASHIMASHI」や「しみチョココーン全粒粉スティックホワイト」を挙げる。

「厚焼きたべっ子どうぶつチョコビスケット」
「厚焼きたべっ子どうぶつチョコビスケット」

 そのほか、食べきりサイズとして「厚焼きたべっ子どうぶつチョコビスケット」「ミニアスパラガスチョコ」「しみチョコミニアスパラガス」から小袋サイズを提案していく。

 一方、時には贅沢したい志向には、9月に新発売した「たべっ子どうぶつ こだわりのバター味」「たべっ子どうぶつ こだわりのチーズ味」の2品と11月18日に期間限定で新発売した「GINZA RUSK PREMIUM いちごショコラ」を提案していく。

 この中で、「GINZA RUSK PREMIUM いちごショコラ」は「GINZA RUSK」史上初となるコーンパフにチョコレートをコーティングしたチョコスナック商品となる。

 「いちごチョコをしみ込ませたコーンパフにホワイトチョコをコーティングしている。いちごの酸味がアクセントとなって、甘すぎず1粒でも満足できる商品」と胸を張る。

「GINZA RUSKときめきいちご」
「GINZA RUSKときめきいちご」

 同じく期間限定商品の「GINZA RUSKときめきいちご」も、今回新たにとちおとめを使用して「少し酸味の効いた連食性のある味わいに仕立てた」という。

 消費の二極化対応に加えて、おつまみ需要も狙った新商品に「素材にありがとう」シリーズの「カリっとかつおだし」と「焼き枝豆 鰹だし」の2品を挙げる。

 このうち、「カリっとかつおだし」は、国内製造の鰹節や北海道産の昆布、魚介エキスを組み合わせてつくられた「にんべん」の液体鰹節だしを使用することで素材の旨味を最大限に引き出したという。「カリッとした食感がクセになり、おやつやお酒のおつまみ、小腹満たしにも家族みんなで楽しめる」と胸を張る。

 「焼き枝豆 鰹だし」も同様に、素材が持つ本来の旨味やコクを引き出す鰹だしを効かせている。

「カリっとかつおだし」
「カリっとかつおだし」

 ギンビスならではのお菓子作りのテーマについては、過去から全品の底流に流れるものとして、ビスケットやスナックの焼成技術や素材にチョコをしみ込ませる含浸(がんしん)製法に弛まず磨きをかけていく。

「焼き枝豆 鰹だし」
「焼き枝豆 鰹だし」

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。