UCC上島珈琲は、2025年3月1日出荷分から家庭用製品55品の価格改定を実施する。
異常気象の影響などでコーヒー生豆国際相場が高騰し、為替相場の円安傾向や物流費等の高騰も続いていることを受けた動き。
55品の内訳は、家庭用レギュラーコーヒー製品45品、家庭用インスタントコーヒー製品10品。小売店の実質店頭価格は、20-35%程度上昇すると見込まれる。
一例を挙げると、「UCCゴールドスペシャル 炒り豆 スペシャルブレンド SAP250g」の店頭想定価格は、税抜で698円から848円になる見込み。インスタントコーヒーの「UCCザ・ブレンド114 瓶90g」の店頭想定価格は、税別で578円から698円になると見込まれる。
UCC 直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCC カフェメルカード」「カフェノバール」での店頭価格、カプセル製品のメーカー出荷価格も順次改定する予定。「DRIP POD」製品のうち、価格改定の対象となるのは16品を予定している。