21.4 C
Tokyo
19.9 C
Osaka
2025 / 11 / 17 月曜日
English
農水畜産業野菜カゴメ食育プログラム 「おいしい!野菜チャレンジ」 野菜好きな小学生広げる
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

カゴメ食育プログラム 「おいしい!野菜チャレンジ」 野菜好きな小学生広げる

カゴメは4日、小学生を対象に恒例の食育プログラム「『おいしい!野菜チャレンジ』~トマト栽培や野菜を使用した本特別授業を通じて“植育から始まる食育”を推進~」を行った。

さまざまな企業や団体と連携して教育プログラムを展開する“放課後NPOアフタースクール”との共同プログラム。カゴメと2018年から実施しており、これまで参加者は累計1万3000人に達している。

今回は、普段からトマト栽培や野菜調理を行っている川崎市高津区の45人の小学生を対象に実施。カゴメの山口聡社長が「野菜先生」として登壇し、子どもの野菜嫌いをなくし、旬の野菜を知り、野菜を好きになってもらうことを目指し、地元の野菜を使った「野菜クイズ」や野菜の秘密を探る「野菜サイエンス実験」などを行った。

プログラムでは「旬の野菜とは」「1日にとりたい野菜の目標量は何グラム」「水に浮く野菜と沈む野菜の違いは」「野菜ジュースには何種類の野菜が入っているか」など、クイズや実験を通して野菜への興味を高めた。

プログラムを終えて山口社長は「野菜が畑で育つことを知らない子どももいるわけで、子どもたちに、この時間だけでも野菜に興味をもってもらえればうれしい。野菜に触り、臭いをかぐなど野菜に直接触れあい、少しでも野菜との距離感を縮めてほしい。小さい頃に野菜を育てた経験がある子どもは、大人になると野菜をたくさん食べてもらえるとの調査もある。小さい時に野菜と接することが大事であり、今回は子どもたちに10年後、20年後に野菜好きになってもらうためのプログラムだと言える」などと語った。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点