12.8 C
Tokyo
15.5 C
Osaka
2026 / 03 / 02 月曜日
ログイン
English
飲料系飲料「サントリー天然水」1Lが大幅伸長 一人で水をたくさん飲みたいパーソナル大容量の発想で導入したスリムな新容器が奏功
KNOWLEDGE WORK 20260303

「サントリー天然水」1Lが大幅伸長 一人で水をたくさん飲みたいパーソナル大容量の発想で導入したスリムな新容器が奏功

サントリー食品インターナショナルは11月26日、「サントリー天然水」1Lペットボトル(PET)がスリムな新容器を導入するなどのリニューアル効果で、6-10月の販売数量が前年同期比比1.5倍と大幅に伸長したことを明らかにした。

 1Lは5月28日にリニューアル発売された。

 これまで1Lは、家庭向けの中容量サイズとしてラインアップをしていたが、近年、パーソナルサイズの550mlPETに似た購買状況を確認。
 「水をたくさん飲みたい時のパーソナル用途として飲用する方が増加していることが分かった」(サントリー食品インターナショナル)という。

 この飲用実態を受け、家庭向けの中容量サイズという考え方から、一人でたくさん飲みたい人向けの“パーソナル大容量”という考え方へと発想を転換し、今年5月に容器を刷新しスリムな新容器を導入したことが奏功した。

 新容器は、片手で持って直接飲用しやすく、またリュックのサイドポケットなどにも入れて持ち運びやすい胴径・形状となっている。

 この手応えを受け、今後は茶系飲料など他のカテゴリにも1Lサイズが広がる可能性がある。

 同社によると、近年、気候の亜熱帯化・健康志向などから、水分補給ニーズの高まりとともに一人当たりの飲用量が増え、飲料市場の中でも無糖茶やミネラルウォーター、スポーツドリンクなどを含む1Lサイズ市場は拡大傾向にあり3年で1.7倍に伸長したとみている。

 中でもミネラルウォーターは、健康的なイメージや常温になっても味の変化を感じにくいという点で選ばれているほか、備蓄需要も受けて3年で2.2倍に拡大したと推計する。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。