3.9 C
Tokyo
3.9 C
Osaka
2025 / 12 / 27 土曜日
ログイン
English
流通・飲食物流ローソンとワタミ 土日の商品配送で協業 九州一部エリアで開始

ローソンとワタミ 土日の商品配送で協業 九州一部エリアで開始

ローソンとワタミは、11月16日から宮崎県と鹿児島県の一部エリアで、両社商品をローソンの配送車に積み込み、ローソン店舗とワタミ営業拠点に配送する初の取り組みを開始した。物流2024年問題への対応とCO2削減を加速させる狙い。

「ワタミの宅食」は、全国516か所の営業所から1日(平日)23万食を配送する食事宅配サービス。土日祝日は自炊や家族との食事が増えるといった理由で配送数が大きく減少し、1台当たりの積載効率が低くなるため、配送網の効率化が求められてきた。

今回、土日祝日にローソン配送車にローソン店舗向け商品と「ワタミの宅食」商品を積み込み、ローソン物流センターからローソン店舗とワタミの12営業拠点(宮崎2拠点、鹿児島10拠点)へ900食(1日平均)配送することで、配送効率の向上を目指す。これにより年間約52tのCO2排出量削減を見込む。

両社は24年4月から埼玉県一部エリアで、トラックの未使用時間を活用したトラックシェアリングを開始。ローソンの配送車でローソン店舗とワタミ営業拠点へ共同配送を行うのは初となる。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。