サントリーは7日、来年4月1日からの酒類値上げを発表した。包材などの原材料価格や物流費をはじめとしたコストアップによるもの。
ビール類・RTD・国産ワインなど208品を対象に、生産者価格を4~11%引き上げる。主力ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の店頭価格は、現行の約265円から277円前後への上昇を想定。このほか「金麦」「-196」「こだわり酒場のレモンサワー」や「デリカメゾン」をはじめ国産ワイン各種、「オールフリー」などのノンアルコール飲料についても価格改定を行う。
酒類大手ではアサヒビールも、「スーパードライ」など226品について来年4月からの価格改定を先月に発表している。