サザコーヒーロースター、コーヒー豆の加工に特化した会社として事業を推進 10月1日に社名変更

サザコーヒーホールディングスは、10月1日から「サザコーヒーロースター」へと社名変更。コーヒー豆の加工に特化した会社として事業を推進していく。社名変更に伴う代表者の変更や本社移転はない。

10月9日、取材に応じた鈴木太郎社長は「やはりわれわれの原点はロースター、コーヒー豆の加工にあると考えた。海外のお取引先も増えたため、社名でロースターが本業だとすぐに分かっていただけるように変更した」と説明する。

同社は当初、勝田宝塚劇場株式会社として鈴木富治氏が設立。1955年に鈴木工業株式会社が設立し、69年からコーヒー関連事業を展開、74年からコーヒー豆の焙煎を開始した。1991年に社名を株式会社サザコーヒーに変更。2019年、喫茶飲食などを担う株式会社サザコーヒーと、コロンビア直営コーヒー農園の管理運営やコーヒー豆の輸入を行う株式会社サザコーヒーホールディングスに分社化した。

同社は10月9日から11日まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われたスペシャルティコーヒーの展示会「SCAJ2024」に出展。

ブースでは試飲や物販のほか、1Zpresso(イージープレッソ)社のコーヒーグラインダーのプロモーションを実施。バリスタがイージープレッソ社のコーヒーグラインダーを使ってコーヒーを淹れるデモンストレーションが行われた。