0.5 C
Tokyo
-0.5 C
Osaka
2026 / 02 / 08 日曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料「コーヒー好き以外」にアプローチ DEAN&DELUCAと連携強化のUCC カプセル式抽出システムでコラボ

「コーヒー好き以外」にアプローチ DEAN&DELUCAと連携強化のUCC カプセル式抽出システムでコラボ

UCC上島珈琲は、カプセル式ドリップコーヒーシステム「DRIP POD(ドリップポッド)」でセレクトショップ「DEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)」(ウェルカム社)との連携を強化し新規ユーザーを開拓する。

昨年9月、同社はウェルカム社と共同開発したマシン「DRIP POD YOUBI(ドリップポッドヨウビ)」を発売。今年10月1日には、「DEAN&DELUCA」とコラボレーションした「ドリップポッド」専用コーヒーカプセル「ディーン&デルーカブレンド」を新発売する。

UCC上島珈琲が、他社とコラボレーションしたコーヒーカプセルを一般向けに発売するのは今回が初めて。

同社は連携強化によって、これまでアプローチしてきたコーヒー好き以外の層の開拓に挑む。

9月10日、UCCドリップポッド・DEAN&DELUCA新製品発表会に登壇したソロフレッシュコーヒーシステムのドリップポッドブランドマネージャーの小牧美沙氏は「コラボレーションを通してコーヒーの味わいへの探求に興味があるお客様だけでなく、コーヒータイムを楽しむ方も取り込むことが狙い。より広い層のお客様に『ドリップポッド ヨウビ』のコーヒーカプセルをお届けしたい」と語る。

小牧氏は「DEAN&DELUCA」が持つブランド力にも期待を寄せる。「食のセレクトショップである『DEAN&DELUCA』さまとのコラボレーションによって、味わいへの高い品質をアピールし『カプセル式のコーヒーはおいしくなさそう』というイメージの払拭につながると考えている。『DEAN&DELUCA』さまはデザインを基軸に事業を展開されているため上質なコーヒータイムもアピールできる」と述べる。

「DEAN&DELUCA」としては、日常のコーヒータイムを通じて生活者とブランドの接点拡大を図る。

小牧美沙氏㊧とウェルカムの田中大資氏
小牧美沙氏㊧とウェルカムの田中大資氏

ウェルカム社のDEAN&DELUCA GROUP執行役員グループ長の田中大資氏は「ここ数年、普段の生活の中で『DEAN&DELUCA』に触れていただく機会を増やすというブランドの方針を掲げており、このブランド方針と日常の中で抽出するハイクオリティのコーヒーが合致した」と説明する。

新たなコーヒー飲用シーンの創出も協力しながら進める。昨年10-12月、UCCは「ドリップポッド」を使用した夜のコーヒータイムを提案。12月に「DEAN&DELUCA」店舗でフードとコーヒーのマリアージュを提案する「夜のコーヒーギャザリング」を開催するなど「夜コーヒー」の需要を喚起したところ夜間にコーヒーを抽出する割合が増加した。

UCCが「COFFEE CREATION」アプリにおける抽出回数の割合を調べたところ、23年11月は、24年7月に比べて18~23時の抽出割合が1.6倍となり、需要を創出できたことが見て取れた。

これを受け、今年も10月から12月にかけて夜のコーヒー飲用シーンの創出に取り組む。「DEAN&DELUCA」との共同の施策も予定する。

「ディーン&デルーカブレンド」は、10月1日の発売に先駆け、9月20日からUCCドリップポッド公式オンラインストア・ディーン&デルーカ公式オンラインストアで先行予約を開始する。

UCCドリップポッド公式オンラインストアでは、「ディーン&デルーカブレンド」3箱と限定カラーの「DEAN&DELUCA」のホーローマグが詰め合わされた限定セットも販売する。

10月1日からは、「DEAN&DELUCA」の一部店舗でも「ディーン&デルーカブレンド」の販売を開始。期間限定のポップアップストア「旅するDEAN&DELUCA」では試飲提供も行われる。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。