三和酒類の日本酒製造部門である「虚空乃蔵」で醸した日本酒「和香牡丹 福貴野」は「全国燗酒コンテスト2024」のお値打ちぬる燗部門で部門最高賞の最高金賞、「本醸造 和香牡丹」がお値打ち熱燗部門で金賞を受賞した。
全国燗酒コンテストのコンセプトは「世界で唯一、温めておいしい日本酒を選ぶコンテスト」。16回目の開催となった今年は計5部門で全国251の蔵元から939点が出品され48点が最高金賞に認定された。
酒造技術者や流通・料飲業・メディア関係者からなる審査員がお値打ちぬる燗部門・プレミアムぬる燗・特殊ぬる燗部門では42~45℃、お値打ち熱燗部門・プレミアム熱燗部門では50~55℃に湯煎で加温しブラインド審査を行う。その結果に基づき上位5%が最高金賞、上位30%が金賞として表彰される。
今回最高金賞を受賞した「和香牡丹 福貴野」は大分県宇佐産食用米「ヒノヒカリ」で醸されたクラシックで軽快な辛口の純米酒。一方、「本醸造 和香牡丹」はふくらみのある香りとうまみのあるまろやかな味わい。
「今回の各賞受賞を励みに、皆さま方にやさしい酔いとおいしいひとときをお届けする酒づくりを続けていく」(同社)としている。