外食産業フェア デザートでメニュー単価アップ提案

日本外食品流通協会近畿支部は9月4~5日、第74回となる外食産業フェアを、「ようこそ!まだ見たことのない食の『MIRAI』へ」をテーマにインテックス大阪で開催した。新たな提案や情報、新商品を求めて近畿各地から多くの来場者が詰めかけた。

開催に先立ち、同協会の小田英三会長などのあいさつに続いて、泉周作近畿支部長は「関西地区では来年万博が開催される。国内外から関西地区に多くの方が訪れることから、外食産業が活況を呈すると想像できる。一方、予期しない震災などもあり、未来を見据えてどうしていくかが重要だ。来年の大阪・関西万博までの約1年間、いろいろなことに気づき、また勉強し考えていきたい。今回のフェアも未来を見据え、気づきのある2日間にしていただきたい」と各位に促した。

会場は、92社のメーカーが出展し、新商品やそのメニューなどを提案した。同支部の企画小間では、外食店向けデザートを提案。主に企画した同支部会員のオーディエーの担当者は「デザート強化でメニュー単価を上げる」とし、菓子やドライフルーツなどのトッピングで見栄えの良いパフェなどオリジナルの提案を行い、来場者が関心を寄せていた。