ネスレ日本は、秋冬に向けて「スターバックス」家庭用コーヒー商品の認知度拡大と購買促進を目指す。
ブランドの体験価値を訴求するため、新たに「スターバックス オリガミ パーソナルドリップ コーヒー」の動画を公開した。
動画は“お気に入りの1杯をいれて おうちをスターバックスにしよう”をテーマに、「スターバックス」のコーヒーを自宅で楽しむ特別な時間を伝えるストーリーに仕立てられている。商品名の由来でもある「オリガミ」は、アップリフトする気分を表現するモチーフとして活用した。
アイスバージョンを8月28日から、ホットバージョンを10月から公開し、どちらもデジタル広告を中心に展開予定となっている。
購入のきっかけを創出するため、商品面も充実させる。
9月1日からは、秋季限定コーヒー「スターバックス フォールブレンド」をレギュラーコーヒーのパーソナルドリップタイプとレ粉タイプで展開している。
同時期、コーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」専用カプセルからは、「スターバックス」ブランドのカプセルでは初となる秋季限定商品「パンプキン スパイス ラテ」を秋冬限定商品として発売している。
季節限定商品は11月にも「ホリデー シーズン ブレンド」と「トフィー ナッツ ラテ」を発売する。
年末に向けては、11月にスターバックスコーヒーとマグをセットにしたアソート品「スターバックス アソートボックス with マグ」を発売する。自宅ですぐに「スターバックス」体験ができるセットでトライアル獲得を狙う。
今春発売の第1弾が好評を博した「スターバックス オリガミ with リユーザブル カップ フレーバーシリーズ」も継続して発売する。
第2弾「パイクプレイス ロースト」を9月に、第3弾「カフェ ベロナ」を11月に発売予定となっている。ドリップタイプのコーヒーを、フレーバーに合わせたデザインの「リユーザブル カップ」で楽しむことを提案する。
インスタントコーヒー市場に向けては昨年9月に発売した「スターバックス カフェ モーメント」シリーズを引き続き提案していく。
同商品は、レギュラーソリュブルタイプのブラックコーヒー。瓶入りタイプ2品、スティックブラックのアソート1品を取り揃え、新規ユーザーを開拓している。
「これまでのインスタント・ソリュブルコーヒーカテゴリーにない商品として、新規ユーザーや、カテゴリー平均と比べて若い20-30代のユーザーの獲得を実現した」(ネスレ日本)という。