5.3 C
Tokyo
6.3 C
Osaka
2025 / 12 / 13 土曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料スターバックス家庭用コーヒーの認知度アップと購買促進へ動画公開 おうちで楽しむ消費者の体験価値を表現 ネスレ日本

スターバックス家庭用コーヒーの認知度アップと購買促進へ動画公開 おうちで楽しむ消費者の体験価値を表現 ネスレ日本

 ネスレ日本は、秋冬に向けて「スターバックス」家庭用コーヒー商品の認知度拡大と購買促進を目指す。

 ブランドの体験価値を訴求するため、新たに「スターバックス オリガミ パーソナルドリップ コーヒー」の動画を公開した。

 動画は“お気に入りの1杯をいれて おうちをスターバックスにしよう”をテーマに、「スターバックス」のコーヒーを自宅で楽しむ特別な時間を伝えるストーリーに仕立てられている。商品名の由来でもある「オリガミ」は、アップリフトする気分を表現するモチーフとして活用した。

 アイスバージョンを8月28日から、ホットバージョンを10月から公開し、どちらもデジタル広告を中心に展開予定となっている。

 購入のきっかけを創出するため、商品面も充実させる。

左から「スターバックス コーヒー フォール ブレンド 140g (粉)」「スターバックス オリガミ パーソナルドリップ コーヒー フォール ブレンド」
左から「スターバックス コーヒー フォール ブレンド 140g (粉)」「スターバックス オリガミ パーソナルドリップ コーヒー フォール ブレンド」

 9月1日からは、秋季限定コーヒー「スターバックス フォールブレンド」をレギュラーコーヒーのパーソナルドリップタイプとレ粉タイプで展開している。

 同時期、コーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」専用カプセルからは、「スターバックス」ブランドのカプセルでは初となる秋季限定商品「パンプキン スパイス ラテ」を秋冬限定商品として発売している。

 季節限定商品は11月にも「ホリデー シーズン ブレンド」と「トフィー ナッツ ラテ」を発売する。

 年末に向けては、11月にスターバックスコーヒーとマグをセットにしたアソート品「スターバックス アソートボックス with マグ」を発売する。自宅ですぐに「スターバックス」体験ができるセットでトライアル獲得を狙う。

 今春発売の第1弾が好評を博した「スターバックス オリガミ with リユーザブル カップ フレーバーシリーズ」も継続して発売する。
 第2弾「パイクプレイス ロースト」を9月に、第3弾「カフェ ベロナ」を11月に発売予定となっている。ドリップタイプのコーヒーを、フレーバーに合わせたデザインの「リユーザブル カップ」で楽しむことを提案する。

「スターバックス カフェ モーメント」シリーズ
「スターバックス カフェ モーメント」シリーズ

 インスタントコーヒー市場に向けては昨年9月に発売した「スターバックス カフェ モーメント」シリーズを引き続き提案していく。

 同商品は、レギュラーソリュブルタイプのブラックコーヒー。瓶入りタイプ2品、スティックブラックのアソート1品を取り揃え、新規ユーザーを開拓している。

 「これまでのインスタント・ソリュブルコーヒーカテゴリーにない商品として、新規ユーザーや、カテゴリー平均と比べて若い20-30代のユーザーの獲得を実現した」(ネスレ日本)という。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。