ロッテが初のファミリーデー 中島社長が社員家族らと交流

ロッテは8月7~9日の3日間、本社(東京・新宿)で、従業員家族やパートナーを対象とした「Family Day」を開催した。3日間で97人が参加し、子どもたちはクイズ大会の後、9階の社長室で中島英樹社長との名刺交換や社員食堂でのランチなど、盛りだくさんの内容を楽しんだ。

今回のイベントは、中島社長の強い思いもあって開催されたという。人事担当者は「ご家族の皆さんの支えがあって、お父さんやお母さんは仕事ができている。会社として感謝の気持ちを込めて、ぜひ来ていただきたいと思った。2階や社長室にも行くので、会社の中を見ながら楽しんでほしい」とあいさつ。子どもたちはアイスの「クーリッシュ」を受け取り、菓子の「パイの実」を模した帽子を被って参加した。

クイズ大会の様子 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
クイズ大会の様子

クイズ大会では「雪見だいふくは冷蔵庫から出して何分後に食べるのがおすすめ?」(8分)、「中島社長の子どもの頃のあだ名は?」(ひでちゃん)などが出題され、正解が多かったチームに景品が贈られた。

9階の社長室で迎えた中島社長は、子どもたちに「パイの実」を手渡したり名刺交換の対話を通し、終始和やかな雰囲気で交流した。子どもに好きな菓子を聞かれ「ガーナミルクチョコレートが好きです」と答える一幕もあった。役員会議室では「新たなコアラのマーチの味を考える提案書」「ひらがな練習」など課題の中から一つ選び取り組んだ。提出してスタンプを押してもらうことで、実際の仕事の流れも模擬体験した。イベント開催についてロッテは「従業員のエンゲージメント向上と、その従業員を支える家族・パートナーへの感謝の思いを込めた」としている。

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