マーケティングリサーチ会社のインテージは、全国15歳~79歳男女5000人を対象に2024年7月25日から7月29日にかけて実施した「防災意識に関する調査」の結果を公開し、家庭での防災対策の設問で50.9%が「対策をしている」と回答したことを明らかにした。
「対策をしている」の回答は、前年から 3.8 ポイント伸長した。
対策費用が増加したことも判明した。
家庭での過去1年間における対策費用は一人あたり平均2831円。前年と比べて779 円増加した。
これについて「今年2月からも218円上がっており、回を追うごとに増加傾向にある。物価高によって対策費用が押し上げられている面もあるが、対策実施率も上昇していることから、生活者の防災意識が前年より高まっていることが分かる」(インテージ)とコメントする。
自然災害をはじめとした脅威に対する不安に関する設問では地震がトップで86.9%。次いで猛暑(高気温)が83.3%、集中豪風・大雨・暴風が79.2%、感染症や伝染病の爆発が76.4%となった。