日本介護食品協議会は今期、ユニバーサルデザインフード(UDF)の周知キャンペーンに公式LINEをフル活用する。7月12日に都内のホテルで開いた第23回定期総会で決議した。
同協議会では昨年度、「UDFの日(7月11日)」と「介護の日(11月11日)」の2つの記念日にあわせてプレゼントキャンペーンを実施した。昨年4月に運営を開始した公式LINEアカウントの友だち登録を応募条件に加えたところ、登録数が大幅に増加。情報発信力が向上した。
今5月期はUDFの啓発からキャンペーンへの応募、アンケート回答までをLINEで完結させる。ランディングページの代替ツールとしてLINEを位置づけ、離脱を防止。関心が高い層への情報発信力をさらに高める。
前期は会員数が一時96社となり過去最多を更新した。森佳光会長(キユーピーグループコミュニケーション担当兼深谷テラスプロジェクト担当シニアアドバイザー)は総会で「日々多くの企業から加入の問い合わせをいただく。会員のさらなる増加が見込まれる」と述べた。
今期は学会・展示会への参加やWEBセミナーの実施など普及啓発活動のほか、技術関連、調査、組織強化事業を実施する。